Self-defense seminary for elementary school students

今回は、トライフォース池袋の新明佑介選手が今年の夏に開催した小学生向け護身術セミナーの様子を公開します。

新明選手はここ数年、2011年11月、2012年10月、そして2013年11月に2回と、毎年護身術セミナーを開催してきました。小学生を対象に、身体を動かすことの大切さ、楽しさを通じ、ブラジリアン柔術を広めていこうという試みです。

今回は中野区の某小学校にて、7月23日、かなりの猛暑の中で行われました。

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まずは準備体操で身体をほぐしていきます。 AMA-7

身体がほぐれたらいよいよ護身術セミナーのスタート。最初は相手に手首をつかまれたときの対応から。 腕を捻り、つかんできた相手の親指と四本指のつなぎ目が上になるようにさせてから、肘を曲げて手首を手前に引くと、するっと手首が抜けます。 sinmyou1

子供たちはコンビを組んでそれぞれ実践。うまくいく子とうまくいかない子、それぞれどうやったらうまくいくのか試しながら学んでいきます。 AMA-18

次は、手首を横からつかまれて引っ張られた場合。一旦腰を落として体勢を整えてから、手のひらを上に向けるようにして肘を曲げ、手首を外側に旋回させるようにして引くとするりと抜けます。これも相手の指と指のすき間の方に手首を抜いていくことがポイント。 sinmyou2

さらに相手に組み付かれたときの対応。相手の顎に手を当て、両足を前後に開いて、相手の顎を上げさせながら押します。相手が力が入らなくなりクラッチがほどけたら、逃げる! 柔術の護身術の基本は相手と争うことではありません。まず自分の身の安全を確保すること。相手の攻撃をかわしたら逃げるのが一番です。 sinmyou4

次は後ろから首を締められそうになった場合の対応。まず両手で相手の前腕をつかんで首を守り、腰を落としてベースをとります。次に頭を下げながら左足を後方に引き、相手の背後に回りながら首を抜いていけばキムラロックの出来上がり。 sinmyou5

新明選手がこのセミナーで何度か言っていたことは、この日の短い護身術体験では、実際に人に襲われたときにすぐに役に立つわけではないということ。ただし、友達同士で身体を使って遊ぶことに慣れ親しむことが大切であり、危なくなったときに怯えて動けなくなってしまうよりは、身体の使い方を少しでも覚えて、冷静にすきを見て逃げることを覚えておくことが大切でしょう。

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最後は柔術のエキシビジョンマッチ。トライフォースキッズクラスの生徒さんと新明選手のスパーリングです。両者が上になったら下になったり白熱の展開。子供たちも真剣に見ています。

最近はプロレスごっこをする子供も少ないでしょうが、身体と身体で取っ組み合いをするのはやっぱり面白いはず。この中から柔術を始めてくれる子供が出てきてくれるといいですね。

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すべて終わってほっと一息のインストラクター3人。新明選手の両隣は、アシスタントをしてくれた藤田大祐さん(左)小岩健一さん(右)、いずれもトライフォース所属です。みなさんお疲れ様でした。 夏真っ盛りの取材でしたが、公開がとても遅くなりすみませんでした。

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最後に、ホイラー・グレイシーのキッズセミナーの動画をリンクしておきます。 グレイシーの基本はやはり護身術。子供ならなおのこと、基本技術を覚えた上でコンペティションテクニックに移っていってほしいですね。

100年後には今誰も想像しなかったような新テクニックがたくさん出てきているかもしれませんが、柔術の基本の部分が変わらないままであってほしいですね。

  



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